若年者へのインプラント治療、ブリッジ、接着ブリッジ

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若年者に対するインプラント治療の注意点は?

こんにちは。

大阪府箕面市船場の歯科・歯医者、TASUKU DENTAL OFFICE(タスクデンタルオフィス)の筒井佑(たすく)です。

今回は、「若年者(未成年)へのインプラント治療で注意するべき3つのPOINT」というテーマでお話します。

20歳以下の方でも、歯の欠損と伴う外傷や先天性欠如により、歯を再建しなければいけない場合があります。

20歳とまだ若いので、歯を欠損した両隣の歯は、虫歯にも歯周病にも罹患したことがない健康な歯であることがほとんどであると思います。

それゆえ、「健康な歯を削りたくない」という理由で、歯を回復させる方法としてインプラント治療を希望されることが多いと思います。

 

確かに、インプラント治療は両隣の健康な歯を削らずにすみますが、若年者(未成年)にインプラント治療を行なう際には、注意すべき3つのポイントがあります。

当院では、十分に説明を聞いていただいたうえで、患者様やご両親がどうしてもインプラント治療をご希望される場合は、インプラント治療を施術することもありますが、基本的にはインプラント治療以外の治療プランをおすすめする場合もあります。

【若年者がインプラント治療を受ける際に注意すべき3つのポイント】

Point①    顎骨の成長が止まっているか

若年者は成長に伴い顎顔面の骨が変化していくため、骨の中に埋入するインプラントは骨の変化に追従することができずに、骨の中に取り残されてしまいます。その結果、隣の天然歯と比較し、歯が短くなったり、歯とインプラントに隙間が生じてきてしまう可能性が高くなります。

一般的には、20歳を基準にインプラント治療が可能と言われていたりしますが、あくまで平均的な年齢なので、患者さん個々の成長による変化を評価したうえでインプラント治療の可能な時期を判断する方が良いと思います。

特に、短顔型(エラが張っている)や長顔型(面長)のタイプの方は成長に個人差が大きく注意が必要です。

 

 

Point②    60年以上管理し続けられるか

例えば、20歳の女性がインプラント治療を行なうと、平均寿命(平均87歳)で考えて、60年以上お口の中でインプラントが機能し続けることになります。インプラントは治療が終了してからのメインテナンスもとても重要で、インプラントの歯周病であるインプラント周囲炎などに罹患しないよう、管理しなければいけません。ライフスタイルを考慮すると、結婚や引っ越し、妊娠、子育てなど、人生に

おいて様々なイベントがある中でも細心の注意を払う必要があります。

もちろん、ご自身の天然歯も十分に注意をして管理しなければいけませんが、インプラントを60年間管理し続けられる環境や心配りが必要になるため、長い人生も踏まえてインプラント治療の可否を考えていく必要があります。

 

Point③    再治療の可能性が高いことを理解しているか

顎骨の成長や加齢と共に変化するお口の環境にインプラントは調和することができないため、周りの天然歯と不調和が生じる可能性が高いです。その結果、見た目が悪くなったり、噛み合わせに変化が生じたりするため、インプラントの被せ物を作り直す必要があったり、歯ぐきの処置が必要になる場合があります。不調和があまりにも大きくなるとインプラントを使用できなくなり、他の治療法を選択せざるを得ない場合も出てきます。

若年者がインプラント治療を希望される際には、治療前に上記の内容についてきちんと説明を受けるようにしてください。

あまり説明がなくインプラント治療を勧めている場合はトラブルの原因になりますので、注意してください。

 

【インプラント治療以外のおすすめの治療方法はありますか?】

※2本以上の欠損の場合はインプラント治療が第一選択になります

①    ブリッジ治療(前歯1本欠損の場合には適応できる)

健康な歯を削るという大きなデメリットはありますが、セラミックブリッジにて治療を行い、歯を削る量を慎重に評価し必要最小量でかつ、ミイクロン単位で被せ物の合い具合を調整し、精密に噛み合わせを調整すれば、ブリッジ治療も人生において長持ちする有効な治療オプションになります。

ブリッジ治療について

 

②    接着ブリッジ(前歯1本欠損の場合には適応できる)

接着ブリッジは削らないブリッジとして、特徴的な治療法になります。

接着ブリッジは、隣の歯の切削を表面(エナメル質)にとどめ、できるだけ削る量を最少量にし、強固な歯科用セメント(接着性レジンセメント)を用いてダミーの歯を装着する治療法です。

接着ブリッジのメリットはなんといっても、「ダミーの歯を支える歯(支台歯)をほとんど削らなくて済むこと」です。
基本的には外科処置も必要なく、インプラント治療と比較し費用はかからないので、患者様への負担が少ない治療法になります。

適応できる条件が限られるので、十分な診査が必要になります。

接着ブリッジについて

 

 

結論から言うと、20歳以下の方でも、インプラント治療を受けることは可能です。

しかし、10年、20年、それ以上を考えると、一度インプラント治療以外の治療法を選択肢し、治療の再介入が必要になった際にインプラント治療を選択する方法もあります。

少しでも、インプラント治療をするタイミングは遅い方が、インプラントを管理する期間は短くて済みますので、患者様のご負担も少なくなる場合もあります。

 

TASUKU DENTAL OFFICE(タスクデンタルオフィス)では、インプラント治療以外にもブリッジ治療、接着ブリッジ(削らないブリッジ)をご提案させていただきます。

それぞれの治療のメリット・デメリットを十分にご理解いただいた上で、治療方法を決定していきますので、ご安心ください。

 

「まだ年齢が若くインプラント治療をするか悩んでいる」

「若くしてインプラント治療を受けたが、その後お口の中で不調和が生じている」

などのお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。

 

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院長 筒井 佑

監修者情報院長 筒井 佑

日本国内でもトップレベルの歯周治療、インプラント治療、噛み合わせ治療など総合治療を専門とした貴和会歯科診療所に勤務し、佐々木猛先生をはじめとする著名な先生方のご指導のもとで、10年間研鑽を積んでまいりました。全ての分野においてより専門性の高いレベルで臨床に取り組み、1本の天然歯を残す治療から全顎的な治療に至るまで数多くの難症例にも対応いたします。

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