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健康長寿のための「3つの柱」
こんにちは。
大阪府箕面市船場の歯医者、TASUKU DENTAL OFFICEの筒井佑(たすく)です。
前回のブログの続きになります。
今回は「健康寿命の延伸に必要なこと」についてお話します。
医療の進歩により、2019年における我が国の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳であります。
一方、健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっています。
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいい、平均寿命と健康寿命の差は、日常生活に制限がかかってしまい、寝たきりなど「不健康な状態」で過ごさなければならない期間になります。
平均寿命が長くなることはとても素晴らしいことなのですが、健康寿命との間に大きな差が生まれてしまうと、寝たきりのご本人だけでなく、介護をする側にも負担がかかってしまい、皆さんのQOLの低下が予測されます。
現在、平均寿命と健康寿命との間には、それぞれ約10年の差があります。国民一人ひとりが健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現し、社会保障制度を持続可能なものとするためには、平均寿命を上回る健康寿命の延伸を実現することが必要です。
(画像は厚生労働省 健康情報サイトより引用)
それでは健康寿命を延伸させるには何が必要なのか?
健康寿命のための「3つの柱」として
①栄養 食・口腔機能の確立
②身体活動 運動・社会活動など
③社会参加 就労、余暇活動、ボランティアなど
が挙げられており、これら3つを充実させることが重要であると言われています。
「自分の足で歩けること」と「自分の歯で食事をできること」
当院でも、お口の健康から得られる人生の喜びに貢献できるように努めてまいりたいと思います。
(画像は日本歯科医師会 オーラルフレイル対応マニュアルより引用)
監修者情報院長 筒井 佑
日本国内でもトップレベルの歯周治療、インプラント治療、噛み合わせ治療など総合治療を専門とした貴和会歯科診療所に勤務し、佐々木猛先生をはじめとする著名な先生方のご指導のもとで、10年間研鑽を積んでまいりました。全ての分野においてより専門性の高いレベルで臨床に取り組み、1本の天然歯を残す治療から全顎的な治療に至るまで数多くの難症例にも対応いたします。